舞鶴〜小樽 フェリー覚書

 

舞鶴から小樽行きのフェリーの話である。

 

 

 

 

私は2回北海道に行ったことがあるのだが1回目は岡山から大阪まで新幹線でそこから札幌まではトワイライトエキスプレスと言う電車に乗って行ったのです。

 

 

 

飛行機が嫌いなもので2回目は船で行こうと言う話になり岡山から三宮まで乗り舞鶴港行きに乗りかえその日の夜にはまなすと言う北海道行きのフェリーに乗りました。

 

三宮から舞鶴行きまでのバスは夜にしか出ていませんのでそれまでの数時間の間私たちは神戸観光をして時間を潰しました。

 

思いのほかガッツリと神戸を観光することができたので面白かったですよ。

 

 

 

 

舞鶴行きのバスですが殺されそうなほど寒かったです。

夏ですが東南アジアの交通機関かなと思うほどのクーラーでした。

 

軽くダウンとか膝掛けがあったほうがいいと思います。

途中でトイレによるといますがトイレに行く人がいなければノンストップで行くのでものすごくいいづらい状況で誰も行くとは言いませんでした。

「いますかー?じゃあ止まりませんね〜」くらいなかんじ。

私は舞鶴港到着直前ぐらいにものすごくトイレに行きたくなったのですが真っ青な顔をしながら我慢しました。 

 

 

 

 

さてようやく舞鶴港です

 

 

 

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はまなすがみえています

 

 

半分しか見えてませんがスーパーでかい気がします。

 

 

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定員746名とみると小さいように思いますがフェリーですので車とかすげー乗ります。

 

あと全長が224.5メートルっていうのがめちゃくちゃ長いです。

ぱっと見て向こう側が見えない位長いです。

馬鹿そうな説明しか思い付かないですが…

(私はマイクで喋って文章書いてるのでちゃんと考えてない部分もあるのですが)

 

 

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昼間見るとこんな感じみたい。

 

 

 

こうしてみると小さく見えるけど。

 

 

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すっごく長い廊下です。

なんだか浪漫がある〜♪

 

 

 

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私たち(2名)はステートBの和室でした。

行きの部屋の写真は無かったので帰りの写真ですが、まあ同じ部屋です(笑)

 

 

すっごく居心地が良くて乗っていた1日はあっという間に過ぎ去ったのでした。

 

 

 

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日の出と日の入りの時間がちゃんと書かれていました。

 

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娯楽もちょいちょいあります。

私はサックスを吹く人で一緒に行った友達はバスクラの人なので迷わず見に行きました。

楽しかった。

 

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ビンゴはあたりませんでした。

うーむ

 

 

 

 

 

 

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中央の階段です

 

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記念撮影用の衣装がありました。

 

 

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もちろん撮ったのですがなんせ風呂上がりなものでなんとも残念な仕上がりです。

 

お風呂ですがステートビーにはお風呂が付いていません。

 

そのかわり大浴場があります。

そんなに広くは無いのですが早めの時間に行くと空いているので難なく入ることができました。

狙い目は乗船してわりとすぐの時間です。

入れる時間も決まっているのであらかじめ確認する必要があります。

 

揺れが激しいときには浴槽のお湯がバシャバシャとなります(笑)

中のシャワーは数があるので良いのですが脱衣所のドライヤーは数に限りがあって、確か2つぐらいしかなかったと思うので並ばなければならないことになりました。

外国人で使われる方も多くロッカーの使い方がわからない人に教えたりなんてこともありました。

 

お風呂に関してはとにかく人がいない時に行くのが合理的ですね。

 

 

 

 

 

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お部屋の洗面台です。

 

 

 

 

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はまなすが小樽側に着いたときの写真です。

 

 

 

 

 

 

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ここからは小樽から舞鶴へ帰る途中の写真です。

これは映画上映をしている部屋です。

この時は「マイインターン」を流していました。

見ている人はあまり多くなかったですが映画自体楽しかったし私は行って正解だったと思いました。

確かこの時友達は昼寝をしていたので私1人で見に行きました。

 

 

 

そういえば船での過ごし方ですがほとんどが部屋にいました。

イベントと散歩以外。

 

部屋の中はとっても過ごしやすくて割と昼寝しちゃったりとかゲームしたりとかしてましたね。

インターネットはつながらないので私は映画をタブレットにダウンロードして、それを見てました。

私はアマゾンのプライム会員なのでただで観られる映画がたくさんあります。

ダウンロードできるものもいくらかあるので飛行機に乗ったりする時なんかとっても役に立ってます。

この時は確かカンフーパンダ2を見たかな。

 

面白かった(笑)

 

 

 

 

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他にもゲーセンなんかもあって友達がパングッズをたくさんゲットしてました。

なかなかゆるい設定のようでオススメです(笑)

 

 

あと売店には新日本海フェリーグッズとか北海道土産とか舞鶴土産とか置いてありました。

どっちかで買い忘れても大丈夫(笑)

ただ開いてる時間が短いのでこれも要チェックです。

 

 

 

 

 

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なかなか興味ぶかいポスターです。

いろんなところをフェリーで旅してみたいですね。この不便さがなんともロマンを感じます。

 

 

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船内の食事です。

 

船内には高いレストランとカフェとこのような一般的な価格の食堂があります。

 

 

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好きなものをとるわけですがフェリーのホームページを見ると大体のメニューが書かれています。

私はセットになっているものを選びました。

 

 

 

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ジンギスカンのようなもののセット。

普通に美味しかったです。

 

 

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こちらは友達のお食事。

わたしのものに比べてとってもヘルシーですね。

 

 

 

実は往復で食堂を利用したのはこの一度きりです。

 

それ以外は持ち込んだものを食べました。

基本的に夜に乗り込み朝ご飯はコンビニで買ったサラダやおにぎりを食べて、お昼ご飯はコンビニで買ったざる蕎麦を食べたりしてましたね。

 

夜はさすがにコンビニで買ったものは持たないので(冷蔵庫がありませんので)カップめんとかを食べたりしました。

部屋には湯沸かしポットがあるのでカップめんはいつでも食べられます。

 

 

 

 

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デッキに出たときの様子です。

ちょっと外は肌寒かったのでここにはほとんど人がいませんでしたが出港の時はここで北海道にさようならをしました。

 

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そして舞鶴港に到着しました。

名残惜しい。

 

 

 

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とっても役に立つ画像があったので貼っておきます。

 

 

 

 

さてここまで書いていませんでしたが、私たちが北海道にいる間にとてつもなく大きな台風がやってきていたのでした。

 

おかげでフェリーの運行も大幅に遅れたようでこの時フェリーから乗り継ぐはずのバスはもうなくなっていました。

 

時間は午前1時から2時だったと思います。

 

 

ここから翌日の朝出るバスまではどうすることもできません。

なんと近くにコンビニもなく食堂で19時ごろに食べたご飯以降何も口にする事はありませんでした。超ひもじかった。

 

おきてるからお腹空くじゃん。

 

 

 

 

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フェリーターミナルで寝ていたわけですが寒くて眠れないと思っていたところ乗客の親切なおじさんが毛布を貸してくれるみたいだよと言ってどこかから私たちの分も取ってきてくれました。

 

フェリー会社の人は天候による遅れなので自分たちは関係ないと言う考えのようで何も気は使ってくれません。

別にフェリー会社の人は何も悪くないのですがこちらとしては旅行者なのでとても心細い思いをしました。

待合室を解放してくれただけでもありがたいと思ってくれと言った感じのことを言われました。

 

さらには大学生が酒盛りをしていて急性アルコール中毒になったようで救急隊の方が入ってきて大きな声で「大丈夫ですかー!○○さんわかりますかー?」という激しいやり取りを午前3時ごろになさっていました。

 

大丈夫だったのでしょうか…

 

30分くらいやってましたが。

 

 

 

 

さて、朝になりバス乗り場に向かうため(フェリー乗り場には夜の一便しかバスは来ません)

駅まで向かおうとタクシーを拾おうとしますが見当たりません。

フェリー会社の人に

「すいませんがタクシーを呼んでもらえませんか」

と聞くと

「タクシーはこの時間は運行してません」

と言われました。

 

恐るべし舞鶴です。

この時午前6時ごろです。

 

私は岡山市に住んでいますがずっと田舎だ田舎だと思って生きてきました。

でも私は改めて岡山はまだまだ捨てたものでは無いと思って岡山のことがまた1つ好きになりました(笑)

 

朝タクシーがないと言う事は困る人がたくさんいると思うんですがね〜(笑)

 

そうこうしてる間にバスの時間が来るのでうだうだ言ってもいられないのでものすごい大荷物を持って数キロ離れた駅まで歩くことになりました。

このとき私たちは10日間の旅の荷物と、よりにもよって旅程最後の日なのでたくさんのお土産思っていました。

 

若干イライラし始めていましたがそんな時にふっと景色を見てみると美しい日の出が見えました。

 

 

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あーきれいだね〜悪いことばかりではないんだね〜と言って駅までの残り数キロ何とか歩ききることができました。

 

 

 

アブノーマルな旅と言うのはこんなことが起きるので精神力も持っていきたいものですね。

 

 

 

 

なんだかんだ船はとーーっても楽しかったです。

 

何回でも乗りたいです!!

 

 

 

以上